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一箱古本市in川西プレイベントドキュメンタリー映画「阿賀に生きる」公開から30年《上映会×旗野秀人トーク》
- 開催日
- 2022年9月24日(土)
- 時間
- 13:30〜16:30
- 場所
- 川西町フレンドリープラザ(ステージ上)
- 料金
- 1,000円(1ドリンク、お菓子付)
◎トーク60分(予定)
定員:40名
ドキュメンタリー映画「阿賀に生きる」
1965年、阿賀野川流域で発生した新潟水俣病を抱えて生きる3組の夫婦の日常を淡々と描いたドキュメンタリー映画の名作『阿賀に生きる』(1992)。今年公開30年を迎えた同作の製作発起人であり、佐藤真監督らスタッフを支援してきた旗野秀人さんに、映画から生まれた「冥土のみやげ企画」の活動についてお話しいただきます。
《トーク》旗野秀人(はたの ひでと) 《聞き手》南陀楼綾繁(なんだろう あやしげ)
ドキュメンタリー映画の常識を打ち破り、当時異例のロードショー公開を実現!
国内外のドキュメンタリー映画祭各賞を総なめにした映画史に残る傑作が、いま未来を問いかける!
『阿賀に生きる』はドキュメンタリー映画の開拓者、佐藤真の初監督作品です。1992年当時、映画館でドキュメンタリー映画がロードショーで上映されることがなかった時代、異例ともいえるロードショー公開がなされ、第24回スイス・ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭で銀賞ほか4賞受賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭優秀賞受賞、フランス・ベルフォール映画祭最優秀ドキュメンタリー賞、サンダンス・フィルム・フェスティバルIN TOKYOグランプリ受賞など、名だたるドキュメンタリー映画祭で最高賞を次々獲得。新潟水俣病という社会的なテーマを根底に据えながらも、そこからはみ出す人間の命の賛歌をまるごと収め、世界中に大きな感動を与えました。
(阿賀に生きるオフィシャルホームページより)
新潟水俣病
1956年に熊本で公式認定された水俣病は、チッソ株式会社が有毒な工場廃水を不知火海にたれ流し、環境汚染と食物連鎖を経て引き起こされた人類史上最大の公害事件と言われています。さらに1965年、昭和電工が新潟県の阿賀野川流域で新潟水俣病を引き起こしました。自然の恩恵を受けて生きてきたが故に被害を受けてしまった阿賀の人々は、それでも変わらず川とともに生きています。そして水俣病事件はいまも解決せず続いているのです。
プロフィール
旗野秀人(はたの・ひでと)
1950年、阿賀野市(旧安田町)生まれ。71年より家業の大工を継ぎながら、新潟水俣病未認定患者の運動に取り組む。ドキュメンタリー映画『阿賀に生きる』製作発起人。映像作品や絵本、CDアルバムを製作、水俣、阿賀野市千唐仁、渡良瀬、鹿瀬のお地蔵さんを建立するなど、水俣病問題を文化運動として展開し、今日に至る。新潟県立 環境と人間のふれあい館運営委員、新潟水俣病安田患者の会事務局、冥土のみやげ企画、阿賀に生きるファン倶楽部事務局、元(株)旗野住研取締役社長。
南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)
1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。「不忍ブックストリート」の代表として各地のブックイベントに関わる。「石巻まちの本棚」の運営にも携わる。著書『町を歩いて本のなかへ』(原書房)、『編む人』(ビレッジプレス)、『本好き女子のお悩み相談室』(ちくま文庫)、『古本マニア採集帖』(皓星社)、編著『中央線小説傑作選』(中公文庫)ほか。
翌日の一箱古本市in川西にも「古本けものみち」として出店するよ!
伊藤芳保 写真展 「阿賀に生きる」30年 同時開催
展示期間◆9月13日(火)〜25日(日)
映画『阿賀に生きる』に関わる人たちを撮り続けた伊藤芳保さんの写真を展示します。
一箱古本市in川西
本を通じて、人々が集う場所
ダンボール一箱ほどの古本を販売するイベントです。
全国から集まる店主たちが、個性的な一箱を持って大集合!
本と人の出会いをお楽しみください。
※当日は一箱古本市・発案者の「南陀楼綾繁賞」の表彰もありますよ〜!
一箱古本市in川西についてはこちら
ぜひこの機会に足をお運びください!
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