この催しは終了しました
トークイベント雑誌で時代を読む一箱古本市in川西
- 開催日
- 2023年9月16日(土)
- 時間
- 14:00〜
- 場所
- 川西町フレンドリープラザ(ステージ)
- 料金
- 1,000円(おやつ付き)
雑誌文化が岐路を迎えているいまこそ必聴のトークです。
雑誌の一ページ一ページには、その時代の空気が詰め込まれています。
作家・井上ひさしが集めた雑誌を所蔵する「遅筆堂文庫」。
ジャーナリスト・大宅壮一が集めた雑誌を基にした「大宅壮一文庫」。
ふたつの図書館の担当者を迎えて、雑誌の魅力や雑誌のアーカイブの使命について語り合います。
プロフィール
南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)
ライター・編集者
1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。「不忍ブックストリート」前代表として各地のブックイベントに関わる。「石巻まちの本棚」の運営にも携わる。著書『町を歩いて本のなかへ』(原書房)、『編む人』(ビレッジプレス)、『本好き女子のお悩み相談室』(ちくま文庫)、『古本マニア採集帖』(皓星社)、編著『中央線小説傑作選』(中公文庫)ほか。
鴨志田 浩(かもしだ ひろし)
大宅壮一文庫・事務局次長
1967年、東京都日野市生まれ。日本ジャーナリスト専門学校卒。担当講師に大宅壮一文庫専務理事(当時)の末永勝介がいたことから、当時増改築工事中だった大宅文庫の旧館から本の移動を行う夏のアルバイトに応募。それから30年以上、主に利用者サービスを担当しながら勤務を続けている。『大宅壮一文庫解体新書』(勉誠出版)では大宅文庫の所蔵資料と利用方法の頁を担当。
井上 恒(いのうえ ひさし)
井上ひさし研究家・地域おこし協力隊
1960年、岩手県盛岡市生まれ。札幌市から移住して現在川西町地域おこし協力隊員3年目。遅筆堂文庫研究員として井上ひさしの資料を発掘する。『井上ひさし著作目録』基本編および第二編雑文一覧を発行。『井上ひさし発掘エッセイセレクション』(岩波書店)編集協力。これらの作業に際し、様々な図書館の雑誌資料を探し、利用してきた経験を持つ。
大宅壮一文庫パネル展開催
開催期間◆2023年9月12日(火)〜18日(月・祝)
評論家・大宅壮一(1900-70)の資料室“雑草文庫”は、17万冊の雑誌(書籍3万冊)と30万枚の索引カードを遺し、財団法人大宅文庫に引き継がれました。以来半世紀以上活動を続け、現在では約1万3千種類の雑誌80万冊と、索引データは700万件まで増えています。公共では収集保存の難しい市販の大衆誌や、それら記事を利用するための索引検索システム。日本で希有な雑誌図書館の見どころをパネルでご覧いただきます。
大宅壮一(おおや そういち)
1900年(明治33年)9月13日大阪府生まれ。第二次大戦後、時代の風潮をみごとに裁断する独特な社会評論や人物評論で長くマスコミ界で活躍。自ら“無思想人"を宣言。明快な是々非々論で広く一般大衆の支持を得た。新語づくりの名人でもあり、「一億総白痴化」「駅弁大学」「恐妻」などの造語を数多く生み出した。
1970年(昭和45年)11月22日永眠。死の直前に大宅壮一ノンフィクション賞が創設され、ライターの登龍門となっている。
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