『水の手紙』群読公演 稽古風景
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コロナウイルスの影響のため、3月より稽古の中断を余儀なくされていましたが、7月にようやく再始動。今週末、再開後4回目の稽古を迎えます。舞台上から聞こえてくる足音が、劇場に人が戻ってきたということを強く実感させてくれます。
再開はしたものの、完全に以前のようなスタイルでというわけにはいきません。全員が検温・消毒・マスク着用という制限の中での稽古。劇場のドアも換気のため開放しています。この先も続くであろう不透明で油断ならない状態。
しかし、不思議なことに『水の手紙』で集まったチームが、まるで「水」のように柔軟に、形を変え、回を重ねるごと深みが増しているのです。お互いがお互いを刺激し、いい循環が生まれているようです。真剣な中にも笑顔が溢れ、「星座」も一般公募の皆さんもずっと以前から稽古を共にしてきたのではないか、と思ってしまうほどの一体感。 井上ひさしさんの『水の手紙』が、人と人を繋いでくれているようです。どこかで温かく見守っていただいているのかもしれません。
公演まであと2ヶ月。形があるわけではない水。今後さらに姿を変え、進化していくことでしょう。皆さまの前で公演するときにはどのような姿になっているか。10月31日公演ぜひご来場ください。(米野)
詳細は下記より。