始まりは一本のリコーダーから ~プレイバック 昼下りのステージ~
更新日:
2021年3月13日。
始まりは1本のリコーダーの音色から。
その真っすぐで、ぶれることのない音の響きは、まるで演奏者の人柄をそのまま音にしたかのよう。
外の気温は低く、春の訪れの実感がない3月中旬。ロビーに響く柔らかな音が、会場を温かく包みこむ。
演奏者とお客様が、時と空間を共有する。そのとき限りの“生”のステージ。
ここに「昼下りのステージ」の始まりました。
そして・・・
途中、図書館へ来場したであろう方が、ふと足を止め、演奏を聴いていかれました。
「昼下りのステージ」には、〝日常に音楽を〟の趣旨のもと、気軽に音楽を楽しんでもらいたいという思いが込められています。
これから続く「昼下りのステージ」の形がここにあらわれた気がしました。
音楽目的で来られ方はもちろんですが、そうでない方も気軽に楽しんでいただけるステージを。
その積み重ねで気づけば、開催は11回に。
フルート、リコーダー、ギター、ピアノ、ハンドパン、キム、ウクレレ、カリンバ・・・。
まるで世界中を旅しているかのような、多様な楽器と多くの演奏者のみなさんと共に歩んだ11回。
演奏者、聴衆、そして、演奏後のちょっとした交流。
ウクレレステージのように、興味がでてきたら、誰でも参加できる場。楽器を始めたばかりでも挑戦できる場。
この11回はまさに、つくりて―うけての皆さんとともに形づくってきたもの。
12月は11日㊏、18日㊏、25日㊏と3週連続で開催されます。
素敵な音楽とともに、2021年最後の月をどうぞ。
プレイバック 昼下りのステージ