この催しは終了しました

開催日
2023年11月19日(日)
時間
14:00開演(13:30開場)
場所
川西町フレンドリープラザ ステージ
料金
1,000円
定員40名※事前申込をお願いします。
◎製本実演もあります。

写真作家あるほと画家なつきのユニット「あるほなつき」は、二人で一人のアーティストであり、2017年に2人だけの出版社「るーつ企画」を立ち上げ、本や作品をつくり発表し続けている。

昨年は、山形県全部の図書館へ絵本を寄贈して回り、本作りワークショップなども各地で多数開催。

 

今年4月より、「本をつくって旅をする」と題して、本を作りながら全国を旅する取り組みもスタートした。

 

幅広い活動をしているあるほなつきだが、その全貌は謎だらけ。

今回は疑問質問に答える形式で、あるほなつきのリアルに迫ります。


プロフィール

alfonatski

–情報の伝達が容易になり、価値観や文化の多様性が身近になったいま、「言葉に縛られる」ことは、かえって共感をさまたげる時代になっているのではないか–

あるほなつき ( alfonatski ≠ Alfo + Natski ) は、 2015年から、あるほ( Alfo ) と、なつき( Natski ) のユニットとして表現活動を開始。2017年からは絵本を自身で製作、製本、出版するRooTsを立ち上げ、あるほなつき(AlfoNatski)としての作品を発表。現在は、二人で一つの作品をつくる、あるほなつき(alfonatski)として活動している。

絵本の製作においては、「言葉」の解釈の違いが大きな壁になる。それぞれの育ってきた環境も異なるし、イントネーションの違いや、行間の読み取り方も違うのだ。さらに、「言葉」を多くの人へ共感をともなって伝えようとする事は容易ではなかった。それでもお互い妥協せず、一つの結果を出す為に、答えが出るまで議論し、お互いが納得できる「知恵」を探し出してきた。

送り手と受け手に「共通の目標」があるならば、そのために努力をし、知恵を絞る。結果的には「妥協しなくても何とかなる知恵を思いつく」という実感はあったが、そのことは他人との間で意思疎通を図ることが極めて困難であるということも同時に感じたのだ。

共感するための手段として「記号」は、存在し役割を果たしてきた。「記号」に関する解釈は洗練されたものになっていった。しかし「情報の伝達が容易になり、価値観や文化の多様性が身近になったいま、「言葉に縛られる」ことは、かえって共感をさまたげる時代になっているのではないか」と、感じるのだ。

他者との関係性に於いて「共通の目標」が定まらない中でも、「相互に関わりを持つ者としてお互いを尊重する」ことによってその困難は乗り越えられるのではないか。

alfonatskiのプロジェクトは言葉に縛られることなく「記号」を用いたやりとりを通して二人で一つの作品をつくることにより、他者と「相互に関わりを持つ者としてお互いを尊重する」方法を模索し続けている。


alfonatski Works & Booksより


あるほ alfo(写真作家)

Date of Birth: Jun. 3, 1974
慶應義塾大学理工学部中退
筑波大学附属高卒業
東京都足立区千住出身



なつき natski(画家)

Date of Birth: Mar. 3, 1976
岩手大学大学院教育学研究科修士課程修了
上越教育大学・岩手県立黒沢尻北高卒業
岩手県北上市出身





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