午後の朗読会vol.8《朗読劇》わが町 -日向町の二つの家-
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- 開催日
- 2024年12月8日(日)
- 時間
- 14:00開演(13:30開場)
- 場所
- 川西町フレンドリープラザ
- 料金
- 500円
『わが町 -日向町の二つの家-』
原作:ソーントン・ワイルダー / 演出・野々下 孝
21年ぶりの上演
「わが町」はアメリカの劇作家ソーントン・ワイルダーの代表作で、1938年ニューヨークで初演。同年ピューリッツァー賞を受賞。今なお、世界中で上演され続けています。舞台はアメリカ東部の小さな町。2つの家族の日常、結婚、死と普遍的なテーマが描かれています。 「わが町~日向町の二つの家」は、「わが町」を東北の小さな架空の町を舞台に書き直し、第18回国民文化祭やまがた2003・プラザ演劇祭で山形県発の創作劇として上演するために、俳優・演出家の渡部ギュウ(当時 米澤牛)氏の演出、総指揮のもと制作されました。当時、置賜を中心に県内各地からキャスト・スタッフ総勢50名以上が参加しました。 上演から21年。朗読倶楽部「星座」では、プラザ開館30周年にあわせて、県内各地から多くの人が参加し、特に印象深かった本作品を上演することにしました。
あらすじ
東北のとある小さな町、日向町に住む益田家の長男直樹と松山家の長女恵美は、家が隣同士で幼なじみ。この2人の中学生とその家族、周囲の人びとの日常生活から始まり、2人は恋し、愛をはぐくみ、結婚をむかえます。やがて死と別れがおとずれ、何気なく流れていた日常が、人生にとってかけがえのない時間、輝きであると人びとは思いをめぐらします。
演出
野々下 孝
出演者
伊藤 直美
伊藤 真由美
梅津 光男
太田 典子
嘉数 夕稀子
勝見 紀雄
金子 聡子
菅 彩子
後藤 あずさ
小松 由芽
鈴木 勇介
竹田 やうこ
椎雫 結壬
鶴 英里子
春川 富美代
舟山 京子
古川 孝
古川 史子
横澤 朋香
渡辺 明
朗読倶楽部「星座」
結成から6年。フレンドリープラザでの定期公演の他、小学校や図書館公演など館内外で精力的に活動しています。今まで、井上ひさし作『頭痛肩こり樋口一葉』や『きらめく星座』、宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』、太宰治作『走れメロス』など幅広い作品に挑戦し、朗読劇を通して文学の面白さや奥深さをお届けしています。
講師プロフィール
野々下 孝
(俳優・演出家/仙台シアターラボ代表)
大学入学と同時に仙台で演劇活動を開始。1997年にシアタームーブメント仙台Ⅱ「光が丘から」に主演。卒業後、先端的な舞台芸術のカンパニー 劇団山の手事情社に入団。徹底した自己観察を通じて、現代生活で鈍りがちな対話能力や、身体感覚を研ぎ澄ます訓練を繰り返し行い、集団創作による《山の手メソッド》の確立と発展に関わる。現代劇のみならず、落語、浄瑠璃、能、ギリシャ悲劇、シェイクスピアなど東西の古典作品を上演。《四畳半》と呼ばれるスタイルで現代演劇の様式化に取り組む。韓国、ポーランド、スイス、ドイツ、ルーマニア、ロシアなど海外公演にも多数出演。また《山の手メソッド》を用いた俳優養成にも力を入れており、各種学校、企業などで、ワークショップや授業を行う。2010年に活動の拠点として仙台シアターラボを旗揚げ。現在は東京と仙台で活動中。フィジカルシアターと呼ばれる現代演劇の新潮流をホームグラウンドにして、様々なジャンルに活動の場を広げており、演劇を抽象化する作業と身体能力には定評がある。
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